人材派遣業界におけるキャリアパス | 人材ビジネスキャリア

人材派遣業界におけるキャリアパス

作成日:2021年7月21日

人材派遣業界には、
総合人材サービス会社として多くのHRソリューションを提供している会社、株式公開企業、 また株式公開を目指している企業等、大手中堅規模から、現業とのシナジーで業績を伸ばしている企業や、得意分野に特化した派遣会社まで、
様々な会社があります。

そんな人材派遣業界でのキャリアパスについて考えてみます。

【マネジメント】

新卒、中途にかかわらず人材派遣業界に入ってこられると、マネジメント職を目指すことになると思います。

営業担当を経て、リーダー支店長マネージャー
さらに 事業部責任者執行役員経営者と昇進していくわかりやすいキャリアパスです。

経営層を目指していく途中にも、転勤や人事異動、新規事業の立ち上げ、別部署へ移動してのマネジメント、プロジェクトへの参加などを経験することもあるでしょう。
会社の成長とともに自分も成長していける点が魅力です。
そして多くの人材派遣会社ではこのようなキャリアパスを歩んでくれることを期待しているのではないかと思います。

人材派遣会社は、総合人材サービス化が進んでいるので、様々な人材サービスを経験しながらキャリアを積めることから、この仕事が好きな方が多く、定年年齢までこの業界にいらっしゃる方が多いです。

転職をお考えの場合は、プレイングマネージャーのポジションが多く、マネジメント経験プラス実績が求められます。
また部長クラス以上のポジションは、要件が細かく設定されることが多いです。

【人材紹介コンサルタント】

派遣紹介、どちらも人材ビジネスの代表格の職種ですが、ビジネスモデルも動き方も異なります。
人材派遣サービスはチームで動くイメージ、人材紹介サービスは個人で動くイメージです。

マネジメントよりも現場の仕事が好きで、将来的にもプレーヤーとして現場の最前線で活躍したい方には人材紹介コンサルタントが適していると言えます。
中には、いったん人材紹介にチャレンジしたけどやはり派遣業界の方が自分に合っている という方もいらっしゃいますので、どちらが合っているかは好みや志向にもよると思います。

人材紹介コンサルタントへ転身される場合は、現職で人材紹介部門への異動希望を出してまずは人材紹介の仕事というものを理解しながら適性を見極めていくことから始めてみてはいかがでしょうか。

【HRテック】

テクノロジー分野は業界を問わず伸びている分野です。
人材業界でも、業務管理ソフトを代表とする人材ビジネス企業へのテックサービス、企業の人事部門向けのテックサービス、採用業務回りのテックサービス 等、便利なサービスがものすごい勢いでリリースされていいます。
現職でお使いの方も多いのではないでしょうか。

HRテック系の会社では、人材派遣業界で得た人事労務の知識、法人営業の経験 を高く評価して頂けます。
HRテック企業の営業部門、管理部門、マネジメントスタッフとして活躍する方が今後も増えていくと思います。

【コンサルタント関連職】

人材派遣業界では法律の勉強がかかせません。派遣法、労基法、安全衛生法、民法等の法律を解釈しながら、場合によっては過去の判例なども参考に経営判断をしていく必要があります。このような経験を活かして、法人向けの経営コンサルタントに転身するのもキャリアパスの一つです。

人材派遣業界向けのコンサルタントとして経営指導にあたる、人事コンサルタント、労務コンサルタントとして企業の人事労務周りの経営指導や相談業務にあたる、等です。社労士の資格を取得し、ご活躍されている方も多数いらっしゃいます。

人材派遣会社は、派遣先企業の人事労務問題を一緒に解決していく側面が強く、このレベルまでいくとソリューション営業でオーダーをとってこられるようになります。その先にこのようなコンサルタントとして活躍できるキャリアパスがあります。

【キャリアチェンジ】

人材派遣業界での経験を活かして、関連業界や関連職種にキャリアチェンジするキャリアパスがあります。
下記に例をあげてみます。

  • ◆派遣スタッフの労務管理経験を活かして、BPOサービスや病院や介護などの施設マネジメント
  • ◆派遣スタッフの集客、登録面接などの経験を活かして人事採用業務
  • ◆派遣スタッフへのカウンセリングや労務相談経験を活かしてキャリアカウンセラー
  • ◆法人営業経験を活かしてBTB企業での営業、マネージャー職
  • ◆派遣スタッフ向けの教育研修経験を活かして研修関連業界へ
  • ◆集客マーケティング経験を活かして事業会社でのマーケティング職

等々、人材派遣業界で身に着けた様々な経験が生かせます。

またトラブル対応にも慣れている方が多く、危機管理能力が高い点も評価されます。

今後はさらにダイバーシティー化が進み、もっと多彩なキャリアパスがどんどん出てくると思いますが、今回は5つのパターンに分けて考えてみました。

人材派遣業界でご活躍の皆様、これから人材派遣業界への転職をお考えの方は是非参考になさってみてください。

派遣業界経験者向け求人の一例