人材ビジネスキャリア|人材派遣業界の基礎知識

転職活動をするにあたり、業界研究は必須事項です。ここでは、人材派遣業界での転職をお考えの方であれば、是非とも知っておいて頂きたい基礎知識をご案内致します。

人材派遣の仕組みについて

人材派遣を図解すると左の図のようになります。派遣元、派遣先、派遣労働者の3者がそれぞれ労働者派遣契約、雇用関係、指揮命令関係でバランス良く成り立っているのが人材派遣です。派遣先企業に対する派遣サービス料金が派遣元の売上高となります。みなさまがこれから人材派遣業界にデビューされたら、一番最初に勉強する内容です。

人材派遣会社が求められること

まず1つ目は「公共性」。厚生労働省からの許可のもと運営されている事業です。民間需給調整事業と言う名の通り、多くの方達の雇用に関わる公共性の高い事業です。倫理・道徳を経営理念にあげておられる人材派遣会社が多いのは当然と言えますね。また「サービスと利益のバランス」も大切です。民間企業ですから当然サービスに対しての適正な利益は必要です。バランスが大切になってきます。3つ目は「ホスピタリー精神とコミュニケーションスキル」。人材ビジネスは人を介して人と人とのコーディネートをします。派遣登録スタッフの皆様、派遣先のご担当者とのコミュニケーションはもちろん、社内のメンバーに対しての高いコミュニケーションスキルが必要となってきます。そのベースはホスピタリティー精神から来るものではないでしょうか。

人材派遣会社の種類(総合型と特化型)

派遣法の自由化以降、様々な分野を得意とする人材派遣サービスが誕生してきました。ここではその一部をご紹介させて頂きます。●総合人材サービス会社と特化型人材サービス会社:様々な人材サービスを提供している総合人材サービス会社に対し、得意な業種や職種に特化した人材サービスを提供している会社があります。店舗に例えるとまるで 百貨店⇔専門店 のようですね。

人材派遣会社の種類(資本系と独立系−1)

人材派遣会社独特の分類方法だと思います。◇資本系人材派遣会社◇商社やメーカー等、大手企業の資本で設立された人材派遣会社のことを資本系人材派遣会社と呼ぶ場合があります。事業形態は、主にグループ会社への人材派遣 を中心とされている場合が多いです。(資本系人材派遣会社によりグループ会社への派遣比率は異なります)最近の傾向としてはグループ企業外への派遣に力を入れる方針の会社も出てきています。また、人材派遣の他、グループ会社の人事部門のアウトソーシングなども行なっているケースもあります。商社系、金融系、メーカー系、流通系などグループ会社のブランド力を活かして営業展開されていらっしゃる点が特徴です。

人材派遣会社の種類(資本系と独立系−2)

◇独立系人材派遣会社◇資本系派遣会社に属さない独立資本の人材派遣会社です。創業社長が自らの営業力で築いてこられた会社が多く、大手人材派遣会社の多くは独立系です。派遣先企業も特定の企業との取引ではなく、幅広い派遣先とお取引されている点が特徴です。資本系派遣会社と独立系人材派遣会社の違いは、資本系ならグループ会社が中心、独立系は様々な企業との取引があることでしょう。独立系の社長は創業社長が多いですが、資本系の社長はグループ会社から出向されてくることが多いようです。企業風土は、資本系だから・・・ とか 独立系だから・・・ というよりも やはりトップである社長のお考えや会社の営業方針が強く反映されています。あなたが成長でき、ワクワクするような会社を一緒に探していきましょう!